看護師Y.R

(2021年度入職)

自分を信じて選んだ慢性期病院で
私らしく
キャリアを重ねていきたいです

現在の仕事内容を教えてください

地域包括ケア病棟の看護師として患者様の退院後に目を向けたサポートをしています。自宅復帰をご希望であれば、ご家族の状況を聞きながらサービスを調整したり、施設への入所を希望される方であれば、タムスグループの福祉施設や以前利用していた施設、自宅から近い施設などからご要望に見合った場所を探したりしています。

タムスグループへ入職を決めた理由を教えてください

はじめは祖父がお世話になっていた回復期リハビリテーション病棟の看護師を志望していましたが、タムスさくら病院川口のインターンシップに参加した際に看護師長さんが地域包括ケア病棟の魅力を話してくださったことで退院支援に興味を持ちました。その後、インターンシップを通して患者様とご家族の想いを汲んで様々な選択肢の中から今後の診療方針を決めていく先輩方に憧れを抱き、気持ちが固まりました。


仕事にやりがいを感じる時はどんなときですか?

患者様の退院先に合わせて色々な案を検討する中で、患者様にピッタリと合うものが見つかった時です。例えば、自宅復帰をご希望で、リハビリの成果が出て杖歩行はできるようになったけれど長い距離はまだ不安という方であれば、ベッドの横に簡易トイレを設置してもらおうか、それともご家族におむつ交換をしてもらう方が安心だろうか、といったことを考えます。患者様が目標を達成して希望通りの生活に戻れたときはもっとうれしいです。


仕事で印象に残っている出来事は何ですか?

入院の調整や重要な事務作業など出来ないことはたくさんありますが、忙しい先輩方の力になりたいと率先して行動に移すことができた際に「あなたがいてくれると安心する」という言葉をいただけたことがあり、すごくうれしかったです。
入職してから1年後の4月に、新人看護職員研修で2年目の看護師が1年目の新入職員に向けて症例発表をします。昨年、「1年後にはこんなに格好良くなれているのか」と思いながら見ていた先輩の立場に自分がなります。内容を決めたり資料を作成したりするのは大変ですが、自分が受け持った患者様は自分が一番詳しいのだから、自信を持ってしっかりと考えを発表できたらと思っています

職場の雰囲気はどうですか?

師長さんもプリセプターの先輩も些細な質問にも優しく答えてくださるし、疑問に思ったことは有耶無耶にせず相談できる雰囲気をつくってくださるのでありがたいです。病院から程近い場所にある寮も居心地が良く、私生活も充実しています。配属先の病棟が違う看護師の同僚も寮に住んでいて、帰り道に相談事をしたり労い合ったりする時間が励みにもなっています。


入職前に感じていた不安と、入職後の現状とくらべていかがですか?

看護師の経歴として「大学卒業後はまず急性期病院を経験するもの」という考え方が当たり前のようにありました。しかし、私には急性期病院のスピード感は合っていないと感じていたし、じっくりと患者様と向き合いたいと思っていたので慢性期病院への就職を決めました。自分の決断に大きな自信があったわけではないけれど、タムスさくら病院川口の一員として経験を積める日々は本当に充実しているし、人間関係に悩むこともなくのびのびと働くことができています。学生だった当時、周りに流されず自分の意見を貫いて正解だったと確信しています。


学生時代打ち込んだこと

学生時代に献血の呼び込みのボランティアをしていたことで、私の趣味は献血になりました。一回採ったら数カ月できないので、今も期間を空けて定期的に行っています。子ども向けに「献血とはこういうものだよ」と伝えるキッズ献血を通して世代間交流をすることも楽しかったですね。子どもからお年寄りまでたくさんの人と関わり会話できた経験は、今に繋がっていると思います。


就活生へメッセージ

自分の感覚を信じてほしいなと思います。私は、運転免許の取得と国家試験の合格を同時にめざしていたので、勉強は主に教習所でやっていました(笑)。看護師の国家試験過去問題を繰り返し解き、実習の時間になったら車に乗る、その塩梅が私には合っていたようです。1人でもくもくと取り組んだり、友人と協力して単語を覚えたり、勉強方法は色々ありますが、自分に合った方法で最後まで落ち着いてがんばってほしいです!